小豆島霊場八十八箇所参拝  81番札所~~88番札所 (結願)

81番札所  恵門ノ滝(えもんのたき)・・・・・・不動明王

ここは大変でした。直ぐ近くまで車で行けますが、行っても駐車スペースが少ないです。

あまりよく整備されていないしかも狭い道をかなり登ります。
ジープだったら良いのになあと思わず声が出ます。
まだなの?と途中で言いたくなるほど、曲がりくねった道を登っていきます。

着いた所に広がる朱色も鮮やかな本堂に驚きます。
ここも岩に沿って岩を削ってというように建てられています。

恵門之瀧 (2)
恵門之瀧 (4)
恵門之瀧 (6)

岩場 に突然現れる朱塗りの建物に驚きます。
中は洞窟になっています。
恵門之瀧 (3)

木々の間から海が見えます。恵門之瀧 (7)


82番札所 吉田庵(よしだあん)・・・・・・薬師如来
吉田庵

83番札所 福田庵(ふくだあん)・・・・・・薬師如来

福田庵 (3)
福田庵 (1)


84番札所 雲海寺(うんかいじ)・・・・・・如意輪観音

阪神方面からの玄関福田港の近くです。
牛のお尻の方になります。
雲海寺 (2)
雲海寺 (9)
雲海寺 (4)
雲海寺 (5)

少したかいところにありますがこうして見ると、今まで相当高い崖登りもしましたので、低い場所に感じます。

雲海寺 (6)


85番札所 本地堂(ほんちどう)・・・・・・弁財天

雲海寺の敷地の中に並んであります。
本地堂


86番札所 当浜庵(あてはまあん)・・・・・・千手観音

当浜庵 (1)
当浜庵 (2)

87番札所 海庭庵(かいていあん)・・・・・・十一面観音

道路を挟んで海の側にあります。
海庭庵(2)

87番にして初めて写真が出ました。
それぞれの札所には、御本尊様がいて、お唱えする経があります。
ここは「オン マカキャロニカ ソワカ」

本来は般若心経を唱えるのですが、その代わりに私達はこれを三度唱えて勝手に簡略化しました。

海庭庵(3)



88番札所 楠霊庵(なんれいあん)・・・・・・延命地蔵菩薩
いよいよ88番です。
楠霊庵 (2)
楠霊庵 (3)
楠霊庵 (4)


これで結願です。
やり遂げた訳ですが、実際には1番から順番に参拝したわけではないので、88番はすんなり通り、次へ向かいました
妹たちは明王寺で結願し、私は一人で円満寺が最後でした。


「皆ささやかな人生を懸命に生きている」とさださんがよくおっしゃる言葉です。

辛い思いや重い病気を抱えて苦しんでいる人が世の中にはどれほどるでしょう?
幸せの形も、苦しみの形も人それぞれ違うので、辛いことに耐えてでも元気で幸せそうな人もいれば、そんな些細な事があなたを苦しめているの?と言いたくなる人もいます。

どの札所に行っても「五十回参拝記念」や「百八回参拝記念」 と刻まれた碑が沢山建っています。
中には年に何回も小豆島に参拝に来ていると思われる人もいます。

気力と体力を振り絞って一つずつ、一つずつ巡り巡っていくお遍路さん。
お参りする人がこんなにいるということは、皆さん何かしら祈願したいこと縋りたいものがあるということでしょう。
八十八箇所参拝したからといって、全ての苦しみから逃れられるわけではないとしても、少しでも気分が軽くなればと藁にもすがる思いかもしれません。

重いものを抱えた巡礼もあるでしょうし、観光気分、風景を楽しむという場合もあるでしょう。

私はどちらかと言うと、風景を楽しむという部分が大きかったのですが、全て回ってみると最初の頃と終わりの頃とはお参りする気持ちに変化が生まれます。
不思議ですね。
特に厳しい山岳霊場等は、無心で登りますので、たどり着いた時には、達成感もあり、そこからの風景に感動もします。
修行場と言われるのが分かる気がします。
煩悩ばかりの不良主婦が少しは改心出来たかな?(笑)

小さな庵でも綺麗にお庭のお掃除がされていると、地元の何方かが常にお参りし、お守りしているのだと感じられます。

小豆島では毎年1月21日が霊場開きです。

白装束のお遍路さんが鳴らす鈴の音が春を告げると言われています。
小さい頃は村の道に出て立っているとお遍路さんが煎った豆をくれたり、飴をくれたりしました。
見ず知らずの人でもお遍路さんは善人に決まっています。
それをおやつとして嬉しかったものです。
またお遍路さんも島の子どもたちに配る用に用意していたものです。
でもこういうことも私くらいの年代が最後のように思います。(妹はそんな記憶は無いといいます)

見ず知らずの人に物乞いしないように。
衛生面でもどんなものか分からないし、ひにちが経っている。
など言われて貰いに言ってはいけないと教えられた気がします。
貧しかった国が次第に豊かになりつつあった頃です。
貰わなくてもおやつは買ってくれる、お小遣いももらえる様になったのでしょう。

その代わりというか、島の人はお接待と言って、お茶や、おかき、草餅、 みかん 蒸し芋など  差し出したものです。
お遍路さんには何かを差し出すのが当たり前の時代がありました。
お接待させていただくことで、自分も有難い気持ちになったものです。
しかしそのうち婦人会のお接待も歩き遍路が減り、車やバスが多くなるに従い減っていきました。
(今でもやっているところもあります。念の為に)


仕方のない時代の流れですが、お遍路さんと住民との交流があった頃が人と人が助けあったり思いやりを持ったりしていた 美しき日本だったのかもしれません。


この記事を書くにあたって参考にさせて頂いた本「小豆島八十八ヶ所ガイド」 はこの様に結ばれています。
001 (2)

~~車の遍路でも、あらゆる場面で小豆島の自然に出会い、人の温かさに触れることが出来る。
しかし、気づかないうちに絶景ポイントを通りすぎてしまっているかも知れないし、歩き専用の遍路道にしかない島四国の懐かしい風景を見過ごしてしまうことは否めない。
車の遍路は、あくまでも小豆島霊場参拝のダイジェストだ。
最初は車で手軽にまわってみて、もしあなたが小豆島遍路の魅力にとりつかれたならば、是非いつかは歩き遍路に挑戦して欲しい。
じっくりと島の風土につかり、山道に射しこむ柔らかい光や、涼やかな風に抱かれながら38里の歩みを進めれば、きっと車遍路にはない多くの感動を得ることだろう。~~



無心に般若心経を唱える姿に出会うと、ひとごとながら、御大師様がその助けになればと願わずにはいられません。


001_20150606000141fb3.jpg


追記
という訳で結願いたしました。
大した記録にもなりませんが、見てくださった方にもささやかなお大師様のご加護がありますように。

お付き合い戴きましてありがとうございました。

コメントの投稿

非公開コメント

結願おめでとうございます

小豆島霊場八十八カ所めぐり結願おめでとうございます
当たり前のことですが,八十八カ所にはそれぞれの顔,風が感じられ大変興味深く拝見させていただきました。
特に山岳の霊場は厳しかったのではないかと想像いたします。
BS朝日 「新・にほん風景遺産」をみて,さらにその厳しさを確認いたしました。
「新・にほん風景遺産」といえば,肥土山の農村歌舞伎も感動しました。
ままさんのブログでおよそのことは知っていたものの伝統を守り続けるというのには並のエネルギーではできないことですね。
そして小豆島の人,心,風景,文化の魅力に引かれ,移住者(このことばは好きではないですけど)が多いということも素敵なことと思います。
※先日ニュースで多くの「イノシシ」も海を渡ってきているとか…。(これは困まりものですね)

ありがとうございました

ままさん、小豆島八十八ヶ所巡りの記録をありがとうございました。実際に行かれた方でないと、味わえない記録ですね。高所が苦手な者には太刀打ち出来ない場所も多々。そこを皆さん踏破なさってゆかれる。強い意志と支えてくださる方の見えない功徳をいただいていらっしゃるのでしょう。感謝します。

管理人返信

v-339岡山の寅さん  いらっしゃい

最近ではどこでも近くまで車で行けますので、さほど大変ということはないですよ。

歩き遍路の方は、それはそれは大変だと思います。
毎日数十キロ歩くのですから。
しかも山道が多いのです。
でも、気持ちがそういうものを越えさせるのでしょうね。
「新・にほん風景遺産」中々良い番組でしたね。

霊場も取り上げられていました。

イノシシが海をわたって上陸する様子にはまいりましたね。
繁殖して困り果てているのですよ。

住民の平均年齢が県内でも高い方なので、若い方が島の良さを感じて住んで下さることは大変良いことだと思います。

v-339まゆきさん  いらっしゃい

写真ばかりの記録を見て下さり有難うございます。
景色を楽しめて気候も暑くも寒くもなくて丁度良かったです。

プロフィール
さだまさしファンのオバサン日記

こういちまま

Author:こういちまま
さだまさしファンの田舎のオバサンブログです

カレンダー(月別)
07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カウンター
最新記事
最新コメント
kouitimamaのtwitter

kouitimama < > Reload

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード