修二会  2016  祈りの時間

♪♪ 春寒の 弥生三月 花まだき 

急に思い立って8日奈良に行きました。
この季節奈良といえば修二会です。

7日は朝から濃霧でフェリーも高速艇も数時間運行停止。
9日は雨。
その間の8日は晴天で春寒ではなく春真っ盛りというような暖かさでした。
日頃の行いが・・・・・と言うのは友人の言葉ですが、本当にラッキーな一日でした。
何故8日に決めたかも含めて、非常に運を持ってるなあと思いました。
最上級の運ではなかったですが・・・・・・
何故なら7日にさださんは奈良にいらっしゃっていたそうです(ちょっと残念)

着いて直ぐに国立博物館へ。
鹿さんたちもお出迎えしてくれました。
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お水取り展が行われていました。
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12日には少し大きい籠松明が上がります。
籠松明 (2)

♪♪  過去帳に   青衣の女人の名を聴けば
  僕の背に   君の香りゆらめく
   ここは女人結界 君は格子の外に居り
         息を殺して聴く南無観世音   こもりの僧の沓の音


過去帳には確りと ”青衣の女人”  と書かれていました。
それを直に観ることが出来て大喜びなミーハーです(笑)
本当に書かれているんですね。
5日12日に過去帳を読み上げるそうです。
青衣の女人の部分を聴きたいと耳を立てるそうです。

この後は奈良での恒例の行動、『樫舎』  さんでの楽しみの後、二月堂へ向かいました。(別記事で)

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着いたのは4時過ぎ、始まるのは7時からですが既に見物客は集まり始めていました。
大勢の人なので、これくらいに行かないと、火の粉を浴びられる場所にはいけません。
芝生の辺りは1時間以上前から入場制限になっていました。
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待機している今日上がる10本の松明を確認するために回廊下へ向かいました。
これは今日のものではありません。
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今夜上がる松明が待機していました。
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何と!何と!何と!

あったのです。


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祈願するのは 『復興』 
7日には少ない時間の中ご挨拶にいらっしゃったそうです。
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(知ってて8日に行った訳ではありません。)
一般観光客のおば様集団の 「さだまさしだってよ!」という言葉が飛び交っていました。


坂になってるこの芝生の辺りで待ちます。 
125_201603101125303ad.jpg(写真は昨年10月のもの)

良弁
良弁大僧正のお話は省きますが、今回は立派な大木のこれに困りました。
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三人とも奈良公園を歩いてくるあたりから鼻がグスグスし始めて・・・・・・・
天気も良く気温も高いので、いよいよやってきました。
待ってる間中、鼻がかゆい、目がかゆい、喉がかゆい、鼻水が出る、くしゃみが出る・・・・・・・・
のど飴舐めましょう!目薬指しましょう!

5時過ぎから二時間弱、じっと待ちます。
花粉症談義をしているうちに一時間。
これは私達の行かな?(甘いぞ~~!)

30年以上毎日この期間中は局に入り、深夜まで聴聞しお祈りを捧げている友人がいます。
甘い考えの不謹慎な私など足元にも及ばないです。
重ねれば重ねるほどその魅力に魅せられていらしゃる様子です

修二会に通い初めて10年経ち、大好きなさださんが大好きな修二会を歌って下さたことは彼女にとってはこの上ない喜びであったそうです。
修二会にさださんと同じ想いを持たせて頂いていることを心ひそかに喜びと感じ続けて今夜も聴聞に上がられる事でしょう。

戦時中も一度も欠かさず続けられてきたこの宗教行事は、人々の平穏、国家の安泰、五穀豊穣を祈願します。
選ばれた練行衆は、私達の日頃の悪行を懺悔する為の厳しい行を身体投じて行います。

東大寺のながい歴史にあって、二度までもその大伽藍の大半が灰盤に帰してしまった時ですら、修二会だけは「不退の行法」として、1250有余年もの間一度も絶えることなく、連綿と今日に至るまで引き継がれてきたのである。
(東大寺HPより)

30分前から修二会の説明と、奈良警察からの注意事項。(凄い人数なのでスリも出るそうです。ご注意を)

私が初めて修二会に参加したのが  2011年3月11日
あの日です。
奈良に向かってる大和路快速の中にいる時に地震は起こりました。
関西でも感じるほど揺れたそうですが電車の中ですから全く何も感じず。
被害の様子も分からぬまま東大寺へ。
参道の土産物店のテレビで初めて状況を知りましたが、詳しいことは分かっていませんでした。

始まる30分前の説明の後、東大寺管長様からご挨拶がありました。(こういうことは普通はありえないそうです)
被災地への想いを話されて、 「皆様も、どうか犠牲になられた方々への祈りを捧げてください」と 涙ながらに訴えかけられました。
それはまだ被害の全貌も分からない時間でのお話でした。

翌年、11日東大寺にて1回忌法要に参加した時にも管長様は直にお話になりました。
一年が過ぎて、現状を見て来られてのお話の方がお気持ちが強く現れて、私には忘れられないお言葉となっています。

~~・・・・・・・昨年の今日、初夜上堂松明の前でしたので私から参拝者の皆様に次のような呼びかけをさせて頂きました。
一つは被災され亡くなられた方々のご冥福を共にお祈りしましょう。 そしてふたつ目には今困難な状況におられる方に思いを馳せ共に苦しみを感じましょう。
そして三つ目は被災者への支援と被災地復興のために皆様がそれぞれの立場で各々が持ってる力を尽くして下さい。
以上3つのことをお願いしました。
東大寺は本日大仏殿で大震災発生の時刻に合わせて、震災で亡くなられた方々の1周忌追善供養と被災地の復興を願い被災者の方をはじめ参列者の皆様とともに法要を勤めてまいります。

一方で機会を捉えて慰霊と復興支援法要を行いますとともに、義援金や見舞金、支援物資等を届けております。
また境内各所に義捐箱を置いて参拝者の方にもご支援をお願いしております。

私は昨年今年と数回被災地を訪れ亡くなられた方々の慰霊と復興祈願の法要、そして被災者の方々との交流を各地でしてまいりました。
そこで私達の想いは常に被災者の方々と共にありますことを東大寺としてお伝えします。

被災地に立ってみますとテレビなどで知っていたとはいえ、目の当たりの現実に暗澹たるものがこみ上げてきて声もでない有様でした。
そのような状況にあって復旧復興に邁進されている被災者の方々には、頭が下がり胸を打つ思いでした。

大震災から1年が経ちましたが、未だに行方不明の方が多数いらっしゃいます。
は被災地の復興と被災者の皆様が心安らぐ日を迎えるには計り知れない時間が必要でしょう。

東大寺は護国の寺と言われています。国を護る寺です。
今行われている修二会は先ほどの説明にもありました通り、生きとし生けるもの全ての幸せと国家の安泰を祈る法会行法であります。
奈良時代に始まって以来一度も途絶えることなく連続して今年で1262回を数えますこの行法におきましても日夜大震災のことを祈っております。
東大寺は今後も亡くなられた方々のご冥福と被災者の安寧、被災地の一日も早い復興をお祈りし、出来る限りの支援をしてまいります。

皆様におかれましてもどうか亡くなられた方のご冥福をお祈りいただき、被災者被災地の支援にご自身の立場でご尽力下さるようお願い申し上げます。



声をつまらせて呼びかけるお言葉は決し忘れることなく私の胸に刻まれました。
今年は11日ではないけど参加することが出来て、練行衆の方々の懺悔とお祈りの行の一部を拝見させて頂きながら、被災地への思いを新たにしました。
出来ることなら来年も是非参加したいと思います。


1左端到着
2左端1
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くるくる回す
くるくる回す2
右端最後
火の粉が落ちる
右端到着








これから東局へ入られて聴聞される友人と少しお話をして、から東大寺まで下りてくるともう殆ど人はいません。
ねぐらを探したが帰りそびれた鹿が数匹待っていてくれました。
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暖かい夜が更けてゆきました。
あの日は二月堂にもみぞれが降っていました。
被災者の方は寒かっただろうなあと想いを馳せる夜でした。

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No title

ようやくじっくりと読むことができました。
5年前より、少し暖かい夜だったのですね。
3月11日を迎え、被災地の方々への思いと、私に出来る支援を細々とではありますが、続けていこうと改めて思いました。
東大寺コンサートの時、二月堂には行きましたが、修二会の時に是非行きたいです。

管理人返信

v-339季節はずれの薔薇さん  いらっしゃい
コメント有難うございます。

こういう記事にはコメントが無いのでいつも残念に思っています。

皆さん気持ちは同じ所にあると思いますが、コメントって書きにくいですよね。
そこを敢えて書いてくださった事に感謝します。

来年も行ければ行きたいと願っています。


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